R’s diary

関西の女子大生。

自己嫌悪



今日、私は高いヒールで梅田を闊歩する自分に酔いしれていた。

昔から、コツコツ、と音がなるパンプスは好きだった。その音が幼い私を、綺麗なお姉さんにしてくれているような気がして。





学校が終わって、買い物をしようと梅田へ。
普段メイクをしていかない私が、この日ばかりはときちんとメイクを施す。

どこから見られてもいいように細心の注意を払う。寒さに弱い田舎者の私でも、都会へ繰り出す時は短いスカートを履く。少しでも、可愛く輝いていたい、という気持ちから。



梅田を知り尽くしています。と言わんばかりの顔つきで、音楽を聴きミニスカートを履きながら高いヒールを鳴らし闊歩する、その時間が好きだ。






自分は可愛い






と。自信がなければ、足だって出せないしメイクをしても不細工なのは隠せないのだからマスクをするくらいの対策は講じるはずだ。

でも私が少なくとも、これらの対策をしないということはある程度自分に自信を持っているということになる。



嘘ではない。自分のことは嫌いではない。
そこそこに性格もいいし、顔も悪くないと思っている。




でもふと電車の窓に映る自分の姿に落胆し、下から映る自分の二重顎に驚愕する。
毎日繰り返される。


自分のことは好きだ。みんなそうだろう。


その反面、受け入れられない自分がいるのも確かである。私は多い。
そんなところも好きになるべきなのか、悩む。
毎度毎度自己嫌悪に陥る。負のループだ。


私の場合努力次第でなんとかなる問題が多すぎる。



2018年が終わる。






2019年。このままで終わっていいの?










変わりませんか?私。








12.19