R’s diary

関西の女子大生。

原点

お題「わたしのアイドル」

 

私のアイドルかぁ、と考え出してから30分。

何人かの人物が頭をよぎったが、やっぱり彼だと思う。

 

 

その人物とは、2010年第92回全国高校野球選手権大会の準優勝投手、一二三慎太投手である。

 

女性暴行で逮捕された報道を目にした時、家に帰って泣いた。悔しかった。馬鹿だなあと、彼の起こした愚行を受け入れることができなかった。

 

 

 

でも。

 

 

 

私の原点に変わりはない。

永遠のヒーローなのだ。

 

 

彼を初めて目にしたのは、12歳小学6年生の夏だった。そしてそれは、1番たくさんの観衆に囲まれ凄まじい応援を浴びる決勝戦であった。

 

小さいながらに、この大観衆の中で野球をするのってどんな気分だろう。暑いのにすごいなあ。かっこいい。と当時の私は色々考えていたように思う。

 

実際、この時から20歳になった現在まで高校野球の虜になった。今では、もう球児の年齢をゆうに超え姉のような、母親のような気持ちで試合を観ている。

大学生になってからは、自分の時間が増え隙間時間をみつけると、せっせと遠い球場へも足を運びスコアをつけている。

 

 

そんな私のことを周りの友達は

 

高校野球ヲタク』

 

と呼ぶ。

こう呼ばれることは全く嫌ではない。むしろ少し誇ったような気分になる。小学六年生の頃からのめり込むように高校野球が好きになったし、1人で観戦するのがほとんどなのでこう呼ぶことは自然である。

 

 

中学三年生の夏、初めて聖地甲子園球場に足を運んだ。

95回大会の決勝戦だった。群馬県代表の前橋育英高校と宮崎県代表の延岡学園高校の一戦。

絶対的エースである高橋光成(現・西武)を擁する前橋育英と投手リレーで勝ち上がってきた延岡高校。

 

両校の熱い応援が耳から離れなかった。

空の青さと、緑色の綺麗な芝のコントラストが日本一を決める場にふさわしいほどに輝いていた。

 

 

 

もう”高校野球ヲタク”を始めてから、8年が経過しようとしている。

 

 

原点に帰ることが何度もある。

将来、スポーツ記者になりたい。という素敵な夢を与えてくれた人。

 

 

 

一二三慎太

 

 

 

 

 

 

私のヒーローである。

 

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R

 

12.15